15. Bath cosmetics

AYURA メディテーションバスt
https://www.ayura.co.jp/

コロナ禍になり今よりも外出がしにくい頃、気晴らしがうまくできない期間がありました。
お風呂(というか水の感覚や音?)が大好きなので、できるだけ長く入っていたいタイプでして。
なんとなく、好きなお風呂の時間をもっと楽しめないかなあと、入浴剤を試すのにハマっていた時期でもありました。
AYURA(アユーラ)の「メディテーションバスt」はそんな中で見つけ、リピート買いしている入浴料の1つです。
私が見つけた頃には身近に販売店がなくネットで購入していましたが、最近ではチェーンの雑貨屋などでも購入できるようになりました。

マイナスをゼロにしたりプラスにするのは気持ち的にも大変ですが、プラスをもっとプラスにするのならモチベーションも上がるしハードルが低いですよね。
“自分を労る”というとどうしても私は烏滸がましさが勝ってしまうのですが、自己管理の一種として“自分の機嫌を取る”ためには、いい方法だと思います。

体の芯から温まるとか、湯にとろみが出るとか、湯色が綺麗だとか、泡立てて楽しめるとか…
お気に入り入浴料には様々な特徴がありますが、今日は香りで癒やされたい!時にはこの商品を選びます。
ローズマリーやカモミールといった香りが浴室に広がり、浴槽で目を閉じると全身の力が抜けていくような感覚を与えてくれます(個人の感想)。
2層に分かれている液体をシャカシャカ振って混ぜ合わせるのも、儀式の一環のようで好きな瞬間。
底に溜まった濃い緑色部分が、上部の透明部分と混ざり合い、少し鮮やかな緑色になります。
それが浴槽に入れるとミルクのような乳白色に変わるんですよね。
水を多めに含ませてぼやかした、グリーンやブルーの水彩画のような幻想的なパッケージもとても好みで、部屋に飾っています。

ちなみに「メディテーションバス」は、AYURAのブランドが誕生した1995年以降、25年以上にわたり大切にしてきた商品だそうです。
AYURAについては以前よりブランド名は知ってはいたものの、価格的にも少し年齢層が高いようなイメージでした(一般論と違っていたらスミマセン)。
そして現在は独立されているものの、元々は資生堂内のブランドであったというのも、恥ずかしながら今回知りました(PR TIMES STORYにて)。
自分がターゲットの年齢に追いついたのか、ブランドコンセプトが変わったのかは分からないですが、今の私の目に留まる商品であったことは確かで、不思議なものです。
そりゃあ生きてるうちに年号も2回変わりますよね…。

そしてタイトルについてさらに余談。
入浴剤を翻訳すると何という文字列なのか調べたところ、出てきた答えはバスボムやバスソルト。
うーん、想像している雰囲気と違う。
ということで公式にもある「浴用化粧料」という位置づけが良しという判断で、「Bath cosmetics」としました。